Let’s work together

こんにちは、ミスモーガンホテルは2020.3.1 にオープンしたばかりのブティックホテルです。この街はメジャーな観光地ではありませんが、ミスモーガンホテルに泊まりたいということを「旅の目的」として訪れてくれるお客様が多く、そんな懐の深い方々によって支えられています。見る人の心持ちしだいでいくらでも世界を広げることができる、これが旅の本質かもしれませんね。

ロビーは小さなリビングのようになっていて、キッチンでご飯をつくりソファでまったり過ごしたり、夜な夜なバーのように仲間と語りあったり、遊具で遊び続けるお子さまがいたり、使い方は人それぞれで、わたしたちはここを「自由につかえる街のリビング」と呼んでいます。わたしたちの都合でつくったルールで旅の邪魔をしてしまわないように、少しずつではありますが「自由の幅」を広げることができればと考えています。

お部屋は19室しかありませんが、その分すこしゆったりとした作りになっています。部屋のインテリアを褒めてくれる方は多いのですが、その中でも長く滞在される方から「住み心地がよくて帰りたくない」と言っていただけることが、とても嬉しいです。部屋で過ごす「プライベートな時間」を守ることもまた、わたしたちの仕事のひとつです。

なるほど、ホテルって「自由と安全」をあわせ持った場所かもしれませんね。だとすると、わたしたちはそのバランスをうまく保つためのクルーと言えるかもしれません。

– Crew –

個性あふれる小さな宿

ホテルとひとことで言ってもスタイルは様々です。目的に特化したビジネスホテル、たくさんの人を分け隔てなく受け入れようとする大型シティホテル、富裕層のライフスタイルに合わせた高級ホテルなど、その中でもミスモーガンホテルはブティックホテルと呼ばれる形態になります。言葉の定義に縛られるつもりはありませんが、ひとことで言ってしまえば「個性あふれる小さな宿」といったところでしょうか。ここには高級なサービスや豪華な飾り付けはありません。それとは別の仕方で「快適なひととき」を届けようと日夜試行錯誤を重ねています。それはたとえば、手の届くところにアートがあったり、レコードで心地よい音を楽しめたり、レンタルサイクルで海まで足をのばせたり「ささやかだけどしっかりと温もりを感じることのできるサービスをつくる」それがわたしたちの拘りです。

コミュニケーションのかたち

旅の目的はゲストによって様々ですが、どんな旅であれ、わたしたちクルーの「ふるまい」も記憶のひと欠片として刻まれます。記憶の邪魔にならないほどよい存在感で、それでいて親しみ深く、ときには手助けしたり、短い時間でお客さまとすてきな信頼関係を築けるような、ホテルでしか得ることのできないコミュニケーションスキルを磨いてみませんか。ここには分厚い接客マニュアルなどありません。ともに働くスタッフと助け合いながら、あなたの個性をうまく活かしたコミュニケーションの形を手に入れましょう。他業種からの移籍はもちろん、未経験の方も大歓迎いたします。

ホテルという箱で、あなたなら何をしたいですか

ホテルがただ眠るだけの場所になってしまわないように、わたしたちと「新しい箱の使い方」についてあれこれ想像をふくらませてみませんか。マスに向けたありきたりなサービスではなく、展覧会、ワークショップ、ポップアップストア、ライブ、演劇など、ある特定の人たちの心にしっかり届く「あなたの個性を活かしたサービス」を世の中に発進できるチャンスです。あなたのアイデアを活かす場所として、あなたの想像力を育む場所としてミスモーガンホテルを選んでみませんか。勤めることはできないけれど「こんな企画を実現したい」という持ち込み企画ももちろん大歓迎です。